さかき通信

2017年6月14日 水曜日

治療が必要になるニキビとは(メディカルレビュー社「ファーマナビゲーターにきび治療薬編」より)

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ポイント
①ざ瘡の治療は早期に軽症からから積極的に始める
②炎症性皮疹が消退しても、再発予防のために1年程度の維持療法を行う
③ざ瘡治療のゴールは「微小瘢痕の予防」と考える

ざ瘡治療の目的
2015年過酸化ベンゾイル(BPO)が保険適応になり、ようやく本邦でも欧米に肩を並べた治療ができるようになった。
尋常性ざ瘡治療の主たる目的は、現時点の炎症性ざ瘡の治療をするだけでなく、治療後に瘢痕(ざ瘡瘢痕)を残さないこと、ざ瘡患者のQOLを低下させないことだ、と考えられます。

治療が必要なざ瘡とは
ざ瘡は軽症であっても、後に瘢痕を残す可能性があり、ざ瘡ができている数や重症度にかかわらず、患者のQOLを大きく障害する疾患です。ざ瘡治療の目的に基づき、瘢痕を残さない、患者のQOLの低下させないための治療を行うと、ざ瘡の重症度にかかわらず、炎症性皮疹、非炎症性皮疹のすべてが治療の対象になる。かつ、できるだけ早期の積極的な治療が開始されることが大切である。ざ瘡治療に関してでは本邦のガイドラインのみならず、欧米のものでも軽症からの積極的治療を推奨しています。

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