さかき通信

2013年1月21日 月曜日

アトピー性皮膚炎をどうにかできないか04

金沢大学の竹原和彦先生の「間違いだらけのアトピー治療」からの引用

アトピー性皮膚炎の発病のしくみは未だよく解っていないが、純粋なアレルギー疾患ととらえるのは誤りである。
 
 しかし、往々にして「私のアレルギーの原因を特定してください」という依頼が患者サイドから出ることが少なくない。
 アトピー性皮膚炎の診断基準においては、アトピー性皮膚炎は、増悪・寛解を繰り返す、そう痒のある湿疹を主病変とする疾患であり、患者の多くはアトピー素因をもつ」と定義され、アトピー素因とは、①家族歴・既往歴(気管支喘息、アレルギー性鼻炎・結膜炎、アトピー性皮膚炎のいずれか、あるいは複数の疾患)、または②IgE抗体を産生しやすい素因」と記載されている。

 つまり、アトピー性皮膚炎の多くの症状は「乾燥肌を伴う敏感肌体質の人に生じやすい、アレルギーでない刺激反応を主とする慢性の皮膚炎で、アレルギー反応は悪化過程の一部に関与しているにすぎない」とかんがえている。

→確かにアトピー性皮膚炎をアレルギーと考えがちです。純粋なアレルギー疾患ではないとする、このスタンスが臨床にはかなりマッチしてると感じます。

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