さかき通信

2013年1月18日 金曜日

アトピー性皮膚炎をどうにかできないか03

金沢大学の竹原和彦先生の「間違いだらけのアトピー治療」からの引用

アトピー性皮膚炎の治療のゴールはすぐに完治させること??

アトピー性皮膚炎治療のゴールが究極的には完治であることは言うまでもない。しかし、完治のみを焦って夢見ても、なかなか治療がうまくいかないのである。患者さんに説明する治療のゴールは「当分の間、薬の力を借りてでも、周囲の人と同じような生活が何不自由なく送れることです」というものである。この状態を続けているうちに、何時しか薬の量が減り、治療をしなくていいようになり、完治に至るのである。
すなはち、アトピー性皮膚炎の治療のゴールは病気を十分にコントロールし、周囲の人と同じような生活を送れるための手段を習得することであり、完治はとりあえずのゴールの先に待っている、二つ目のゴールと考えるべきである。
アトピー性皮膚炎の治療はとは、絶え間なく起こる皮膚の炎症の制御であり、時間をかけてそれを繰り返していく内に、自然に完治するのである。アトピー性皮膚炎の患者さんは、「アトピー性皮膚炎のために生きる」のではなく、「生きていくために、アトピー性皮膚炎と付き合うすべを学ぶ」べきなのです。

→人生、生活すべてがアトピー性皮膚炎治療にならないように、うまくコントロールするすべを伝えていきたいと思います。

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