さかき通信

2013年1月13日 日曜日

アトピー性皮膚炎をどうにかできないか02

金沢大学の竹原和彦先生の「間違いだらけのアトピー治療」からの引用

アトピー性皮膚炎の皮膚の表面だけ直しても意味はなく、根本から直す必要がある』とか
アトピー性皮膚炎は体質改善が必要である』との意見があるが、治療の観点から具体的な科学的根拠はないのである。
体質とは「遺伝式よって生まれつき規定されている人間の体の性質」であり、遺伝的に規定されている事柄を変更することは難しいのです。

体質改善を強く求める方に使う例え話
『太りやすい体質に置き換えて考えてみましょう。太りやすい体質の人をいくら食べても太らないようにすることはできませんが、食事にに気をつけれて適度な運動を心がけることで太らないようにすることはできますアトピー性皮膚炎の場合でも、生まれつき皮膚がデリケートで湿疹ができやすい体質を変えることはできませんが、湿疹を引き起こすきかけを避けたりして軽症のうちに治療することで重症化を防ぐことはできます。』

「対症療法でなく根本療法しか望まない」そう勘違いして引きこもりなど人生の大事な部分を失ってきた大勢の若者に対して『対症療法によって人間らしい生活に戻ることこそ真の治療だよ』と治療の説得をする。

→なかなか説得力あります。民間療法に走ってしまったり、ステロイド治療に強い拒絶反応がないように日常診療をやっていきたいです。

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